レトルト

EVOH(エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂)は、分子構造にOH基を有するために、レトルト(121℃、30分)処理時、吸水による外観不良(主に白化)が生じます。この外観不良を改善すべく開発された第一次世代のレトルト用「ソアノール®」では、加工適性に制限があり、ロングラン加工に不向きでした。 日本合成化学は、加工技術開発センターを拠点にこれらの問題点の克服に取り組み、遂に次世代レトルト用「ソアノール®」の開発に成功致しました。改良グレードでは、レトルト(121℃、30分)処理後も外観不良が少なく、従来品と比較してロングラン加工性も飛躍的に向上しました。

用途例

加工米飯容器蓋材、デザート容器蓋材、山菜水煮、煮豆、ゆでトウモロコシ

レトルト外観変化

レトルト条件:121−30分(内容物は水)
層構成:(PP/Tie/EVOH/Tie/PP)=(10/10/10/10/10)m
評価方法:白抜きで''Clear''と書かれた黒色シートを背景に用いフィルムの透視性を評価

一般グレードではパウチの白化により透視性が低下し、背景文字が読めなくなっていますが、レトルトグレードでは、レトルト処理後も背景がはっきりと読み取ることが可能です。

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