共射出

“「知」の活性化”を新たなスローガンとする日本合成化学のR&Dは、ビールのさらなる可能性を追求します。日頃何気なく飲んでいるビールには「瓶」や「缶」はあっても、ありそうで無いのがプラスチックのボトルです。ビール等の分野において、軽くて割れない、再キャップ性を持ち合わせたプラスチック(例えばPET)ボトルが普及しない理由は、ガスバリア性能の不足にもあります。ビールは各種アロマ成分が複雑に組み合うことで、あの独特の風味が醸し出されます。しかしながら、単層PETボトルでは、その風味は透過酸素によって破壊されやすく、またビール中の充填炭酸ガスは抜けてしまい、品質の維持が困難とされてきました。PET層の中間層として「ソアノール®」を使用する「共射出」技術を導入することにより、透過酸素によるビールの酸化を防ぎ、一方でビール中の炭酸ガスを保持します。一般的にビールボトルに要求される物性は0.003cc/bottle・day・atmの酸素バリア性能と、充填炭酸ガスが20%減少する日数が120日以上の炭酸ガスバリア性能です。いずれもPET単層では到達できないものです。「ソアノール®」を中間層に用いることで酸素バリア性能が0.002cc/bottle・day・atmと300日以上の炭酸ガスバリア性維持が可能です。

押出しラミの高速化を図るため、粘度の低い(MFRの高い)グレードを推奨いたします。

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