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加工技術

成形加工に際しての注意事項

[ソアノール®]はその分子構造に起因した物理的、化学的特性のために、成形前後及び成形中を通じて、注意を払う必要があります。

(1)プレパージ

LDPEから[ソアノール®]への切換は、そのまま[ソアノール®]で行うことができます。
HDPE、PP、L-LDPEからの切換は、まずLDPEで置換後、[ソアノール®]を使用してください。
特にナイロン、PVCを使用した後では、シリンダーおよびダイ内の前記ポリマーを完全にLDPEで置換後、[ソアノール®]を流してパージするよう厳守してください。

(2) 樹脂温度

240℃以上に昇温しないようにシリンダー、ヘッドおよびダイの温度設定とスクリュー回転数にご注意ください。

(3) 滞留時間

約30分以内とし、長時間運転中断の場合にはスクリュー低速回転で運転を続けるか、あるいはLDPEで置換してください。

(4) アフターパージ

LDPE(MFR=約1)で置換しますと、短時間で効果的にパージが完了します。

(5) パージ用樹脂についての注意

プレパージ又はアフターパージにPPまたはHDPEを使用しないでください。
これらの中には、EVOHと接触してゲル化を起こすものがあります。
接着樹脂でのパージも、ゲル生成を起こすものがあるため好ましくありません。

(6) 具体例

[ソアノール®]加工に伴うプレパージ及びアフターパージ

パージ前使用樹脂 → パージ用樹脂 → パージ後使用樹脂
LDPE, HDPE, PP LDPE (MFR = 5〜8) [ソアノール®
HDPE, PP(低MFR) LDPE (MFR=2以下) LDPE (MFR=5〜8) [ソアノール®
[ソアノール® LDPE (MFR = 0.5〜2) LDPE, HDPE, PP
ポリアミド(ナイロン) LDPE (MFR = 0.5〜2) [ソアノール®
[ソアノール® LDPE (MFR = 0.5〜2) ポリアミド(ナイロン)
接着樹脂 3) LDPE (MFR = 0.5〜2) [ソアノール®
[ソアノール® LDPE (MFR = 0.5〜2) 接着樹脂 3)

コメント:

  1. 温度条件をポリアミド(ナイロン)押出時の温度から230℃以下に設定してください。
  2. [ソアノール®]をLDPEで200〜230℃にて十分に置換した後、温度設定をポリアミド(ナイロン)押出温度に上昇させてください。
  3. ポリオレフィンベースの接着樹脂

注:

  • [ソアノール®]同士の別の品種への切り換えには、パージは必要ありません。
  • [ソアノール®]の押出工程の終了時には、LDPE (MFR = 0.5〜2)で十分に[ソアノール®]のアフターパージを行ってください。

改定日:2003年3月25日

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